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 ここではマンガのイラストのデータによる色塗りの参考話等を書いていきたいと思います。ほんのちょっとしたことですのであまり期待できないかも…。これから始めると言う方向きです、たぶん。
基本的にPhotoshopによる作業を前提にしています。
フィルター仕上げの効用追加。(2000.8.15)
フィルター使った仕上げ処理は超簡単、そしていい感じに仕上がりますのでおすすめです。
画像付きで説明を見る(2000.8.15)
自分のCGはテクニックとか個性とかがあまりなくて、どちらかというとただ塗ってるだけというのが現状であります。
それでもCGは描けるし、まあ人に見せても恥ずかしくない程度には描けてるはずです。
やはりそれは、『選択範囲の取り方』が大きな要素であると自分は考えます。
初心者の方でよくある質問は『選択範囲はどのように取ればいいのか』というものなんですね。簡単なのはマジックワンドでピコっとクリックすればいいのですが、主線が完全につながってないとコレは簡単にはいきません。
他にはレイヤーを一つ作り、その上に選択範囲用のベタ塗りを作るやり方があります。マジックワンドは同じ色のとこだけを拾い上げるツールなので、それができるようにベタで一面に色塗りをします。なげなわツールで細々やるよりも作業が簡単なんですよ。
画像付きで説明を見る(2000.2.5)
ひと通りの手順(平田版)
◆スキャン
下書きの線画をスキャナーで読み込む。ペン書きのものでも、鉛筆書きのものでも何でもOK。取り込む大きさは基本的に原画原寸。解像度は250〜350dpiで。印刷に出す予定があれば350でとると良いです。ホームページに載せるだけなら250ぐらいでも場合によってはそれ以下でもOK。解像度が高い程細かいところが描き込みやすい。カラーモードは『グレースケール』にしましょう。『2階調』にするとドットが出てがたがたになります。
◆まず保存
取り込んだ画像をまず保存する(保存形式=PhotoshopでOK)。あとで別の塗りを試したかったら、コピーをとっておきましょう。そのあとカラーモードを変換します(そうしないと色が塗れない)。『RGB』もしくは『CMYK』で。
◆方針の決定
さて、色塗り。まず塗り方を定めましょう。
1。主線の上から色を直接塗る。(やり直しができにくい。アナログ塗りに近い感覚)
2。色は主線と別のレイヤーに塗る。(やり直しがきく。切り抜き加工がしやすい)
3。主線なしで仕上げる。
4。背景と人物は別のレイヤーで仕上げる(後から人物の位置などを変えたりできる)。
…………などなど、あとから思いつきでやるよりも、最初に考えとく方がミスが少なくなります。
マシンのメモリーが少ない場合(32MBとか)は、1。が良いかも知れません。が、サイズによっては無理なくできるでしょう。
※CMYKよりRGBの方が保存データが軽くなります。フィルター加工もRGBでないと出来ないものもあります。
最近はRGBの画像を印刷所の方でCMYKに変換してくれるようです。しかも色変換には自信あり、なんていうふれこみで広告出しているので、結構きれいにできるんでしょう。5色分解もやってくれるそうなので、蛍光ピンク差し換えなんかにこだわってるひとも、デジタルやってみてはいかがでしょうか。
◆主線の加工
下書きのイラストを彩色する前にコントラストの調整をします。下地の白と線画の黒がきっちりと原稿通りにコントラストがつくように画像調整します。特に人の肌のところはきれいに。
取り込んだ下書き(主線)はたいてい黒ですので、私は普通は茶系の色に変えます。
・線画の上からブラシツールで塗ると程よくむらができます(オーバーレイ、比較(明)など)。
・画面全体にセピア色を「編集>塗りつぶし」モードで線だけ塗りつぶす(オーバーレイ、比較(明)など)
・イメージ<色調補正>色相・彩度>色彩の統一でぜんたいの色調を整える。
どのやり方でも結構それぞれにうまくいきます。お試しあれ。
◆彩色
まずひと通り、思うように塗っちゃいましょう。完璧だーと思えるところまで、塗りまくる。
私は最後にレイヤーを使って濃いめに加工しています。1レイヤー分だと以外と色が浅いんですね、私の塗りは。だからコピーレイヤーを乗算でのせて(濃さはきちんと調節する)仕上げています。薄いカラーセロファンを2枚重ねると色が濃くなりますよね。その原理です。
背景は風景の場合はともかく、デザイン処理の場合は自分で塗ったレイヤーに対して、写真画像を重ねたり、フィルターで加工したり手描きではできないことをがんがんやってます。ただ、いかにもデジタル処理しましたーって言うようなのは、なるべくさけるようにしてますが。
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1.
2.
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左の1.のイラストはほぼそのまんま、1回塗りバージョンです。
2.のイラストはレイヤー加工しています。しかもボカシをいれております。コピーしたレイヤーをフィルターのぼかし<ガウスぼかしでそれを乗算やハードライトなどで重ねると手描きでは出しにくい、ほんわりした効果を出せるので、多少にかかわらず私は大抵の場合このテを使っています。
最近はクリアな仕上げより、ノスタルジックなアンティークの写真みたいにぼんやりした暗調のイメージで仕上げてみることが多いです。
参考イラスト:『兄と妹』<歴史コスチューム系
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このイラストの場合は、レイヤーコピーそのもの(同じもの)をオリジナルのイラストに何回も重ねています。オリジナルバージョンは「背景」のままで、その上に画像反転やらソラリゼーションやら差の絶対値やらで重ねます。自分でも何のフィルター加工したのか覚えてない程に、いろんな加工をしまくります。ただ、結果をあらかじめ想定しておかないと、何がなんだか解らない状態に陥りますので、こうしたいというイメージを持っておきます。
参考イラスト:『冷たき眠り』<海洋・帆船系
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◆最終的な保存
レイヤー使ったものはとりあえずレイヤーの状態で保存しています、後から再加工できるように。しかしこれは結構データがでっかくなります。
もうこれ以上いじらないというものは画像の統合で1枚画像にしてから保存しております。その方がMOにいっぱい入るもんね。
ホームページにのせる場合、必ずオリジナルは残しておいて、コピーしたものをHP用に加工しましょう。うっかりすると、そのままオリジナルを72dpiに解像度下げてしまって、後で泣くことにもなります。
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